大田区の町工場 [日本の町工場の科学]

東京の大田区に住んでいたことがある。大田区には、約4000の町工場があると言われている。そして、もう一方で田園調布などの高級住宅街もあって、区が広いから、いろいろなものが混在しているのかとも感じた。大田区は区としても町工場の発展に対しての支援事業を行っている。

工場アパートというのも、その一環だ。住工調和の産業支援施設で町工場を支える支援施設になっている。希望する町工場に対して最長20年間入居することが可能になっている。町工場は、なかなか市街地には作れないし、近所との折り合いという点でもなかなか工場の土地を確保するのは大変だろう。

昔からの工場であったとしても、老朽化の建て替えとなると、仮入居先を探すのも大変だし、という工場主のために、仮入居を目的とした工場アパートもあるようだ。日本の科学技術の一部はこういった町工場がになっていると言う話もある。大田区にとっては、日本のものづくりを支えると同時に、大田区の発展のためにもこの、町工場の活性化というのは大きな課題なのだろう。こういった工場アパートが5箇所くらいあるようだ。

また、こういったところを利用される方のための社宅として使えるアパートもある。なにかと支援が厚い。羽田が国際空港となって、一段と世界が近づいた感があるので、よけいに、町工場熱が高まっているのかもしれない。日本のものづくりを世界に。日本の技術を世界に。それも、大田区から、そういう熱意が感じ取れる事業支援だ。
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delpad

東は大田区、西は東大阪と言われているぐらいだけあって、町工場の街というものが日本には大きく2箇所ある。そういった街は、何だか油っぽい感じがするけど、新日本科学を支えていると思うと、がんばってもらいたいですよね。
by delpad (2013-03-02 01:06) 

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