機械的に仕事をする [日本の町工場の科学]

私は町工場が大好きです。町工場で動いている機械を見ていたら、いつまでも見ていられるぐらい好きです。でも、大きな音がする工場は苦手です。町工場で動いている機械は、当たり前ですが、決められた通りに動いていますよね。設計された通りに動いて、歯車も決められた方向に回って、何かの製品が作られてコンベアから出てきてという具合です。

町工場の機械

あるとき、もう一つ、機械的に動くものを見つけました。それは人です。機械ではできない部分を人が補っているのですが、その人も決められた通りに動いているということです。機械を動かす前に決められた通りに点検をします。材料の置き場が決まっていて、機械の材料がなくなってきたら、それを決められた通りに補充します。仕事が終わったら機械を止めて、決められた通りに掃除を始めます。今の新日本科学はそういった決められた動作によって支えられているのだと思いました。改善を考えながら決められた行動をし、そして、機械に機嫌よく働いてもらう。経営者の人は、従業員に機嫌よく働いてもらう。そういった積み重ねが、新日本科学の進化にも貢献しているのではないかと、ふと考えてしまいました。

そのいつも通りの機械化された仕事に合わせて、1日に1時間から2時間程度、未来のことについて考えるのが経営者だとも思いました。従業員の人たちで仕事や会社の未来を考えることはあるかもしれませんが、それは経営者の描く未来を創るという意味での考えだと思います。その未来の姿が、経営者と、ある従業員との間で違ってきたとしたら、その従業員は独立をする準備を始めるのではないかとも思いました。ここに、人間の試行錯誤によって、新しい価値も生み出されていって、更に新日本科学が進化していくのではないかと思いました。
タグ:機械
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delpad

機械的に仕事をして成果を出していくには、やっぱり仕事をルーチン化しないといけませんよね。仕事の流れを作ると言いますか、書類整理にしても、情報の管理にしても、時間管理にしても、やっぱり流れが出来たら、その流れで仕事ができるようになると思います。そうすると、何か考え事をしなくても、すっと仕事ができるようになると思います。そういった仕事の流れを作る人は、今後は重宝されると思います。
by delpad (2013-08-29 00:26) 

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