だるま落としを応用して [最強の科学]
先日、ビル街を歩いていると、工事用の壁で覆われたビルがあった。周囲の建物に対してとても高さが低い。新築なんだなーと思っていたら、どうも、解体工事をしているもよう。これには驚いた。下の階から解体しているようなのである。
「こんなことができるのか。日本の科学・建築技術ってすごい、」
と思った。どこかの国で世界で一番高いビルを建てる計画が決まったとか、建てているというニュースを聞くことはある。高いビルを建てたのはいいけど、下水処理の設備がなくて、排水を車で運搬しているというニュースもあった。せっかく高い建物を建てたのに、これじゃあ、ランニングコストがかかってしょうがないじゃないか。日本の技術者だと、こういうことは絶対にないのに、と思った。
それにしても、である。普通にビル街のなかで、そこそこ高いビルを下から解体しているなんて、びっくりしていしまう。思わず、工事壁の間から覗き込んでしまった。当然だけれども、ゼネコンのおじさまたち(下請けの方かもしれないが)が作業をしていらした。
いままで、高い建物を建てたあと、解体をするとか、リフォームをするとかいうと、上の階をどうするのか疑問があった。そこは、そのときになって考えるのか、リフォームなら、もう、人海戦術をとるのか・・・それとも、新日本科学の粋を集めた必殺技があるのか、などと妄想をしていた。
リフォームはわからないけれど、解体は下の階から解体するという方法は確かに、かなりいい。しかし、頭で描いたからといって、そのとおりにできるものでもなかろうに、実現してしまうなんて、日本科学ってすごい。
この工法は「カットアンドダウン工法」というそうだ。この新発想の新技術は、だるま落としの原理なのだけれど、家で遊ぶだるま落としとは規模が違う。まさしく新日本科学である。建物の1階の全ての柱部分に油圧ジャッキを設置して2階以上を支持し、最下層の躯体解体と建物のジャッキダウンを繰り返して、高層ビルを下層階から解体するという方法をとるそうだ。そうすると、近隣に解体による粉じん飛散が防げるし、途中で倒壊したり、落下物の危険性も減るようだ。安全に解体ができるということらしい。
うーん。それにしても、新日本科学はすごい。これをふつうにゼネコンが請け負う(当然だけれど)のだから。これで、工期の短縮もできるとのこと。技術って、開発やつくるところはよく考えられているけれど、解体されるときのことは見落としていたいたりするが、ここまで考えられていたとは、発見の多い1日になった。これからも、新しく日本科学が進歩していくことを期待している。
「こんなことができるのか。日本の科学・建築技術ってすごい、」
と思った。どこかの国で世界で一番高いビルを建てる計画が決まったとか、建てているというニュースを聞くことはある。高いビルを建てたのはいいけど、下水処理の設備がなくて、排水を車で運搬しているというニュースもあった。せっかく高い建物を建てたのに、これじゃあ、ランニングコストがかかってしょうがないじゃないか。日本の技術者だと、こういうことは絶対にないのに、と思った。
それにしても、である。普通にビル街のなかで、そこそこ高いビルを下から解体しているなんて、びっくりしていしまう。思わず、工事壁の間から覗き込んでしまった。当然だけれども、ゼネコンのおじさまたち(下請けの方かもしれないが)が作業をしていらした。
いままで、高い建物を建てたあと、解体をするとか、リフォームをするとかいうと、上の階をどうするのか疑問があった。そこは、そのときになって考えるのか、リフォームなら、もう、人海戦術をとるのか・・・それとも、新日本科学の粋を集めた必殺技があるのか、などと妄想をしていた。
リフォームはわからないけれど、解体は下の階から解体するという方法は確かに、かなりいい。しかし、頭で描いたからといって、そのとおりにできるものでもなかろうに、実現してしまうなんて、日本科学ってすごい。
この工法は「カットアンドダウン工法」というそうだ。この新発想の新技術は、だるま落としの原理なのだけれど、家で遊ぶだるま落としとは規模が違う。まさしく新日本科学である。建物の1階の全ての柱部分に油圧ジャッキを設置して2階以上を支持し、最下層の躯体解体と建物のジャッキダウンを繰り返して、高層ビルを下層階から解体するという方法をとるそうだ。そうすると、近隣に解体による粉じん飛散が防げるし、途中で倒壊したり、落下物の危険性も減るようだ。安全に解体ができるということらしい。
うーん。それにしても、新日本科学はすごい。これをふつうにゼネコンが請け負う(当然だけれど)のだから。これで、工期の短縮もできるとのこと。技術って、開発やつくるところはよく考えられているけれど、解体されるときのことは見落としていたいたりするが、ここまで考えられていたとは、発見の多い1日になった。これからも、新しく日本科学が進歩していくことを期待している。
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